ステンレスボウルと粉ふるいで水耕栽培!スポンジ不要!脱プラにも!【藻(アオコ)対策】

ステンレスボウルと粉ふるいで水耕栽培!スポンジ不要!脱プラ!【藻(アオコ)対策】 家庭菜園・リボベジ

ゼロウェイストとミニマリストの両立と健康維持を頑張りたい、水耕栽培が好きな主婦です。

今年も恒例のバジルの水耕栽培をやっています(奥に見えるのはミント)。
しかし今年はもっと気軽に食べられる葉物を育てたいと、久しぶりにベビーリーフに挑戦です。

ベビーリーフは家庭菜園を始めた初期にプランターで育てたりしていましたが、暖かい季節はとにかく虫被害がひどい。虫の食べ残しを人間が食べてるような状態になってしまい、こりゃダメだとプランター栽培は諦めていました。

なので今年は水耕栽培でベビーリーフ栽培に挑戦です!

\スポンサーリンク/
\スポンサーリンク/

今回はボウルと粉ふるいを容器にして挑戦!

これまでの水耕栽培は、

かわさんどっとわーく:間引き人参を土に植えて育ててみた!成長から食べるまでの記録。

かわさんどっとわーく:再生野菜「リボベジ」の育て方と成長記録【ねぎ・人参編】

空き瓶を容器にしてみたり、

かわさんどっとわーく:二十日大根を育ててみた!成長から収穫までの記録【水耕栽培編】

ペットボトルを容器にしてみたり、

かわさんどっとわーく:二十日大根を豆乳パックとバーミキュライトで育ててみた【水耕栽培リベンジ編】

豆乳パックを容器にしてみたりと、いろいろ挑戦してきました。

今回は「脱プラスチック」「初期投資は安く」「手入れが簡単」をテーマに、ダイソーで売っているステンレスボウルと粉ふるいを使って水耕栽培に挑戦してみました。

ステンレスボウルは大小とサイズ違いで試してみたので、ステンレスボウル【大】編とステンレスボウル【小】編で成長記録をまとめました。

粉ふるいとステンレスボウル【大】編

※ボウルのサイズが書かれた値札を捨ててしまい、たぶん商品名はダイソー通販サイトより『ステンレスボウル(内径約24cm)』だと思われます。

材料

  • ステンレスボウル
  • 粉ふるい(ステンレスボウルに入るサイズ)
  • 液肥(微粉ハイポネックス使用)

粉ふるいは種が落ちない編み目が細かいものを。

水耕栽培容器の準備

ボウルに粉ふるいを入れます。

種を適当に入れて、

(適当と言いつつなるべく散らばるように)

種が浮かない程度の水をボウルに入れれば準備完了です。

発芽・収穫までの流れ

  1. 発芽するまでは程よく日光が当たる場所に置く
  2. 根が伸び始めたら水から液肥に変える
  3. 置く場所は日光がよく当たり、空気がこもらない場所へ
  4. 根が常に液肥に浸るように液肥の減りをチェックする
  5. 好みのサイズまで育ったら収穫

葉の成長記録

6月24日

種を蒔いた翌日、もう発芽しています。

この時点で粉ふるいの編み目に根元が刺さってます。

まだピンセットで移動させられるので、密集しているところがあれば散らばるように種を移動させてください。

6月25日

葉が出てきました。

なんてかわいいんだ!

根が出てきたので水から液肥に変更、根が浸るぐらいまで液肥を入れます。

(芽が浮かないように注意!)

液肥は適当なペットボトルにまとめて作っています。

6月26日

6月28日

6月29日

6月30日

7月2日

7月6日

ワサワサしてきました。

7月10日

7月12日

7月14日

窓辺に置いてるんですが、

隣の水耕栽培ミントが絡みつこうとしてきます。

ミントテロは水耕栽培でも起こる!!!!

根の成長記録

6月25日

6月26日

6月30日

7月17日

収穫

7月14日

種を蒔いてから約3週間、成長を見守り過ぎたかもしれません、やっと収穫します。

収穫したのに減った気がしない。

こういったベビーリーフ系って二又になるイメージがなかったんですが、分かれている葉が多かったです。

この日の夜ごはんにサラダにしていただきました!

育ちすぎてしまったのが苦みが少しありました。

【苦みの原因】

この苦みは体に良い成分(イソチアシアネートやポリフェノールなど)の場合が多いらしいので、気にすることはないようです。

苦みの原因を調べると、

  • 栄養過多
  • 収穫時期を逃した

とのこと。

収穫時期を逃した可能性が大きいので、次回はもっと早めに収穫したいと思います。

収穫後の様子

収穫した翌日の様子。

葉を切った部分が茶色くなってしまったので、全て収穫することにしました。

全てハサミで切って収穫!

お昼ごはんにまたサラダにしていただきました!ドレッシングはシークヮーサー果汁を少々!

粉ふるいとステンレスボウル【小】編

※ボウルのサイズが書かれた値札を捨ててしまい、たぶん商品名はダイソー通販サイトより『ステンレスボウル(内径約20cm)』だと思われます。

ステンレスボウル大だと粉ふるいがすっぽり入りますが、ステンレスボウル小だとボウルとほぼ同じ大きさです。

ステンレスボウル小に粉ふるいをセットした状態を横から見るとこんな感じ。ステンレスボウル大よりコンパクトです。

ステンレスボウル大とステンレスボウル小を使い心地の違い

【大きさ】

大きさの違いはこんな感じ。

ステンレスボウル大だと窓辺からはみ出ますが、ステンレスボウル小だと窓辺の幅とほぼ同じ大きさなので、カーテンの開け閉めに邪魔になりません。

左:ステンレスボウル小 右:ステンレスボウル大

横から見たサイズ感の違いはこんな感じ、ちょっと分かりづらいですが。

ステンレスボウル小だとひと回り小さい分、粉ふるいがボウルの上に乗るので高さがあります。

【水の量】

ステンレスボウル大だとボウルの半分以下の位置まで水を入れれば根が浸りますが、

ステンレスボウル小だと成長初期の根が短いときはボウルのふちギリギリまで入れないと根が浸らないため、扱いに注意が必要です。

葉の成長記録

7月2日

7月6日

7月10日

7月17日

7月19日

7月20日

根の成長記録

7月4日

7月10日

若干、藻(アオコ)が発生してますね。

7月17日

7月20日

収穫

前回は収穫時期を逃してしまい苦くなってしまったので、今回は少し早めに収穫しました。

前回はあった苦みが今回はなく、爽やかなおいしいベビーリーフでした!

やはり収穫時期が大事!

収穫後の片付け

残った根元を見ると発芽してない種がちょこちょこありました。

発芽率80%とパッケージに書いてあったので、まぁこんなもんかという感じですが。

粉ふるいから根っこを取り出して洗い、ボウルもきれいに洗ったら片付け完了です!

きれいになった粉ふるいとボウルにまた種を蒔いて再び水耕栽培へ!

遮光できるステンレス粉ふるいとステンレスボウルで藻(アオコ)は発生したか

藻(アオコ)とは

植物プランクトンです。
日光がよく当たり、温度が高く、栄養分が多いと発生しやすくなります。

藻(アオコ)が発生するとどうなるか

少量ならまだ問題ありませんが、大量発生してしまうと水質悪化により栄養の吸収が悪くなり生育不良になります。

また悪臭の原因にもなるので水耕栽培での藻(アオコ)対策は重要です。

藻(アオコ)対策

日光と栄養があれば繁殖します。
なのでこれらを断つ必要があるのですが、生育の為に栄養を断つことはできないので日光を遮ることが重要です。

透明のペットボトルや瓶を容器として使う場合はアルミホイル等で、

日光を遮る必要があります(根を日光から守る為でもある)。

プラスチック製のボウルの場合、色(白などの薄い色)によっては発生してしまうらしいので、プラスチック製の場合もアルミホイル等で遮る必要があるようです。

遮光瓶(上記写真の原酒と書かれた茶色い瓶)だとアルミホイルを巻いたりしなくて良いのでラクですね。

かわさんどっとわーく:空き瓶・マヨの容器・使い古し布巾で!手作り水耕栽培容器で二十日大根を育てる。

遮光瓶を使った水耕栽培については上記の記事で紹介しています。

【藻(アオコ)が発生し始めた状態】

水耕栽培の青じそです。

瓶底に藻(アオコ)が発生し始めています。
こうなってしまったら液肥を捨て、瓶を洗い、根も丁寧に水洗いします。

根をシャンプー!

【藻(アオコ)が発生してない状態】

水耕栽培のミニトマトです。

藻(アオコ)が発生しておらず、健やかな状態です。

根が美しいのでアルミホイルを付けずに見える場所に置いておきたいところですが、日光に当たらない場所に置くと今度は日光不足で生育不良になってしまうので、巻きましょう、アルミホイル。

ステンレスボウル【大】では藻(アオコ)の発生なし

ステンレスボウル大と粉ふるいの場合は一度も藻(アオコ)は発生しませんでした。

ステンレスボウル【小】では藻(アオコ)の発生あり

ステンレスボウル小と粉ふるいの場合、一度だけ藻(アオコ)が気になったので液肥を全て取り替えたときがありました。

どうしてステンレスボウル【小】では藻(アオコ)が発生したのか

ステンレスボウル小だとボウルのふちギリギリまで液肥を入れていることがあったので、日光に近かったのが影響している可能性があります。

ステンレスボウル大だと深さがある分、日光が届きにくかったのではないだろうか。

【ステンレス製のメリット】

  • 遮光の必要がない
  • 劣化しにくい
  • 清潔が保てる(煮沸消毒ができる)

【ステンレス製のデメリット】

  • 錆びる可能性が多少ある

ステンレスボウルとステンレス粉ふるいで水耕栽培容器の脱プラが可能に!

プラスチック製でザルとボウルがセット売りされている商品もありますが、日光に当てるとなるとプラスチック製は劣化が気になります。ですがステンレス製の粉ふるいとボウルなら日光による劣化も気にならないので、長く使えると思います。

また粉ふるいのおかげでスポンジで基礎を作る必要もありません。
スポンジも繰り返し使えますが、小さく切ったのを洗うのがとてもめんどくさい。

ボウルと粉ふるいを使った水耕栽培おすすめです!

水耕栽培やってみたいけど専用の容器を買うのは高いし、と悩んでいる方にぜひ!



こんな記事もあります

かわさんどっとわーく:スーパーで買った水菜をリボベジしてみた!【栽培・収穫・採種】

かわさんどっとわーく:2022年の家庭菜園!簡単・低コストで家庭菜園を楽しむ!

かわさんどっとわーく:収納ボックス(アイリスオーヤマ)でコンポストを作ってみた。

おすすめ商品

ハイポネックスジャパン 肥料 微粉ハイポネックス 120g

ハイポネックスジャパン 肥料 微粉ハイポネックス 500g

おすすめ本

コップひとつから始める ゆる~い野菜づくり

観て楽しい育てて美味しい 野菜の再生栽培

野草と野菜・果物まるごと活用術―木佐森流節約エコライフ

タイトルとURLをコピーしました