ゼロウェイストとミニマリストを両立させつつ健康維持を頑張りたい、日々節約に励む主婦です。
はじめに
ここ数年「異常気象」「気候災害」「気候変動」「地球温暖化」という言葉をよく聞くようになりました。またこれらの言葉に必ず付いてくるのが「CO2排出量」です。
こういった問題に関しての本はいろいろ読みましたが、正直なところ読んでも理解が難しいことだらけ。
なのでとりあえず!まずは!
我が家でどれだけCO2を排出しているのか知るところから始めます。
ごみ問題も同じく、まずは自分がどれだけ「やらかしている」のかを知るところから。
金額じゃなくて使用量が大事!
今までは請求金額だけで使いすぎを把握していましたが、我が家は電力会社を度々変更しているので、これは使用量を比べていかないと意味がないのでは?と気づき、請求金額ではなく使用量を注視するようになりました。
雑誌やテレビの節約をテーマにしたものだと金額を比べる事が多いですが、新電力などが乱立した今は使用量も併記してほしいです。会社によって料金設定は全く違いますからね、金額比べても意味がない。
環境家計簿は【ふなばしエコノート】を使用
わたしは千葉県船橋市に住んでいるので、船橋市が公開している【ふなばしエコノート】を使用しています。
我が家の基本情報
- 夫婦2人暮らし
- 3LDK/戸建て
- 自宅兼事務所
- 自宅サーバーあり
- 防犯カメラ2台設置
- 車なし
- 中型バイクあり
- 食器洗い乾燥機あり(ガス使用)
- ガス温水床暖房あり
- ガス温水式浴室乾燥機あり
電気(契約会社:楽天電気)
電気の排出係数について
エコノートの電気による排出係数は、国が公表した排出係数の全国平均値【0.500kg-CO2/kwh】から算出されています。
2022年1月~6月の電気によるCO2排出量
- 1月191.50kg
- 2月185.50kg
- 3月133.00kg
- 4月137.50kg
- 5月138.00kg
- 6月127.00kg
エアコンを使っている時期は排出量が多い
エアコンを使っていた1月2月はやはり多いですね。
あとは自宅兼事務所なので1日中家にいるし、仕事で必須のパソコンを使っている時間も長いし、テレビっ子な夫婦なのでテレビを見ている時間も長いし、電気使用量削減は本当に厳しい。
余談ですが楽天電気から引っ越します
家計簿を2008年から見直すと、電気代が1万円を超したのは今年が初めてでした。
そして恐ろしいのが電気代の値上がりのエグさ。
7月の電気使用量が6月より少なかったのにもかかわらず10%も値上がりしていました。怖すぎる。
そして先日、楽天電気が燃料費調整単価を燃料価格に連動した単価から、電力取引価格に連動した市場価格調整単価に変更するとの発表がありました。これにより大幅な値上がりが予想されるとのことなので楽天電気から引っ越します。
引っ越したら金額等変わると思いますが、記録はこのまま続けていきます。
ガス(契約会社:京葉ガス)
ガスの排出係数について
エコノートのガスによる排出係数は京葉ガスが公表している【2.21Kg-CO2/m3(家庭供給)】から算出されています。
2022年1月~6月のガスによるCO2排出量
- 1月68.5kg
- 2月81.8kg
- 3月55.3kg
- 4月48.6kg
- 5月30.9kg
- 6月28.7kg
床暖房を使っている時期は排出量が多い
ガス温水床暖房を使う1月2月は多いですね、その後は気温が上がると共に減っています。
食器洗い乾燥機は毎日2回、ガス使用で使っています。
乾燥は最後までせず、途中で電源を落としてから開け、あとは自然乾燥。
ガス温水式浴室乾燥機は雨が続いたときだけ使っています。
浴室乾燥機の使い方はバリバリに乾くまで使うのではなく、我が家の場合は1時間15分で8割乾くので、残りは余熱と室内干しで乾かしています。翌日晴れた場合はさらにベランダで日干しすると良い感じです。
灯油
灯油の排出係数について
エコノートの灯油による排出係数は【36.7MJ/L*0.0185*44/12=2.48Kg-CO2/L(地球温暖化対策の推進に関する法律施行令第三条より)】から算出されています。
2022年1月~6月の灯油によるCO2排出量
- 1月0.0kg
- 2月0.0kg
- 3月0.0kg
- 4月0.0kg
- 5月0.0kg
- 6月0.0kg
2022年はまだ灯油の購入はまだなし
2021年の年末に買った灯油で2022年の1月~3月は過ごしたと思われます。例年より高かったので買い控えていました(その代わりにエアコンで電気代アップ)。
今年の冬はエアコンよりストーブを使っていく予定なので、年末から灯油によるCO2排出量は増えると思われます。
ガソリン
ガソリンの排出係数について
エコノートの電気による排出係数は【34.7MJ/L*0.01833:44/12=2.32kg-CO2/L(地球温暖化対策の推進に関する法律施行令第三条)】から算出されています。
2022年1月~6月のガソリンによるCO2排出量
- 1月0.0kg
- 2月0.0kg
- 3月07.7kg
- 4月06.2kg
- 5月09.7kg
- 6月0.0kg
ちょっとそこまでは自分の足を使ってほしい
旦那さんが愛用している中型バイクを乗るのに必要なガソリンです。
主に歩いて行くには少々遠い店へ買い物に行くのに使っているようですが、最近はちょっとそこまでの距離でも使っているので、その距離なら自分の足で行け!!とチクチク言っています。
バイクには厳しい冬は乗る頻度が大幅に減るので少ないですが、暖かくなってくると増えています。
車よりガソリン使用量は圧倒的に少ないですが、ちょっとそこまでの距離は使用を控えてほしいですね。
2022年1月~6月/月毎CO2排出量の合計
月毎の各項目合計CO2排出量
- 1月260.01kg
- 2月267.27kg
- 3月195.96kg
- 4月192.31kg
- 5月178.62kg
- 6月155.73kg
2022年1月~6月のCO2排出量合計は、
1249.9kg
でした。
2人世帯・戸建ての年間CO2排出量合計の全国平均は?
2人世帯・戸建ての年間CO2排出量合計の全国平均はエコノートによると、
3960kg-CO2
(全国平均は観光省、家庭からの二酸化炭素排出量の推計に係る実態調査より)
とのこと。
半年が過ぎましたが、計算すると今のところ平均よりは少なく過ごせているようです。
カーボンフットプリント可視化できる【じぶんごとプラネット】
質問事項に答えると、自分の1年間のカーボンフットプリント量を知ることができるサイトを発見しました。
VOIX/VOIX SDGs/SDGs/個人のカーボンフットプリント可視化するアプリ「じぶんごとプラネット」が登場
【アプリの特徴】
個人のカーボンフットプリントを可視化するアプリは、これまで主に海外において手法開発が行われ、実用化されていますが、本アプリには以下の3つの特徴があります。
・日本のライフスタイルや特徴に合った海外製ではなく日本のデータと計算アルゴリズムを使っている
アプリでは、生活に関する質問にユーザーが答えた結果を国立環境研究所が日本のデータとライフスタイルの特徴をもとに開発した計算アルゴリズムを用いて、ユーザーのカーボンフットプリントを算出します。海外ではなく、日本のデータを用いているため、より精度の高いカーボンフットプリントを知ることができます。
・脱炭素型ライフスタイルへ向けた行動の具体的な選択肢を数字で提案する
ユーザーごとに算出されたカーボンフットプリントの量を日本平均と比較した上で、ユーザーにあった脱炭素アクションの選択肢をカーボンフットプリントの削減効果とともに提案します。さらにユーザーは選んだ選択肢をSNSなどにシェアすることで行動変容を宣言することができます。
・ オープンソースで脱炭素社会に向けた新しいエコシステムを日本に作り出す
本アプリは、オープンソースソフトウェアとして開発されているため、ライセンスに従ってどなたでも利用することができます。今後はAPIの提供を検討しており、様々なサービスと連携することによって、カーボンフットプリントの削減に向けたエコシステムを作っていきます。
VOIX SDGsより
質問事項に答えによって脱炭素アクションに繋がる提案もしてくれます。
わたしもやってみましたが、住居>食>モノとサービス>移動の順に多かったです。
今年の冬は【電気ひざ掛け】でエアコン・ストーブ・床暖房の使用頻度を減らしたい!
つい先日、アイリスオーヤマの電気ひざ掛け(電気ブランケット?電気敷き掛け毛布?)を頂くことがありまして、これがあればエアコン・ストーブ・床暖房を使う頻度を減らせるかも!とワクワクしております。
使い心地が良かったら旦那さん用にもう1枚ゲットしたいと思います。
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おすすめ本
ソーラークッキングでいつも参考にさせていただいている、フジイチカコさんの本です!
住まいから食まで参考になります!
モヤモヤ解消に!