見切り品の青梅で梅酒(ブランデー・ウイスキー・芋焼酎)と梅醤油を仕込む【追記あり】

見切り品の青梅で梅酒(ブランデー・ウイスキー・芋焼酎)と梅醤油を仕込む。 作ってみた

ゼロウェイストとミニマリストを両立させたい、飲酒が趣味の主婦です。

梅を干したり漬けたりは一通り体験したけど、梅干しは近所の漬け物屋で買った方が圧倒的にうまいし、定番の梅酒も作ってみたけど甘すぎるせいか酒進まずで、ならもうこんなめんどくさいことはしないと誓っていた。

しかしある日の午前中、買い物から帰った旦那さんが手に持っていたのは青梅。しかも見切り品。

相談なしに買ってきておいて、しかも本人はわたしが仕込むこと前提だったので、「てめぇが買ってきたんだからてめぇがやれよ!!」と久しぶりにガチ切れ。でもこれからミーティングが、というので買ってしまった見切り品の青梅を腐らせてはいけないと渋々仕込みました。

梅干しは絶対にやりたくなかったので(梅干し希望だったらしいのがまた腹が立つ)、今回は梅酒各種と梅醤油を作りました。

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砂糖を使わない梅酒の作り方

砂糖を添加した甘ったるい酒は苦手なので(果物の自然な甘い香りと甘味は好き)、砂糖なしの低カロリー(酒好きには重要事項)な梅酒を作ります。

以前に作ったりんごウイスキーの作り方を梅用にした感じです。

かわさんどっとわーく:【追記あり】訳ありりんごを漬け込む!りんごウイスキーを作ってみた。

材料

  • 青梅
  • 好きな酒
  • 空き瓶

今回はこちらの見切り品青梅を使用しました。

使用した酒はこちら。
ブランデーは「サントリー ブランデーV.O」、ウイスキーは「クレイモア スコッチウイスキー」です。業務スーパーでどちらも1000円以下で買えるお手頃な酒。安いけどそのまま飲んでも十分おいしい酒です。

作り方

梅をよく洗い、ヘタをとります。

ヘタをとったら乾かします。

すっかり乾いたら適当な容器や袋に入れて冷凍します。

砂糖を入れないと糖度が上がらず浸透圧による力が働きませんが、冷凍すると凍る過程で梅の細胞が壊れるので解凍するとエキスが溶け出しやすくなります。

24時間冷凍した梅がこちら。

空き瓶を消毒します。

乾いた空き瓶に梅を入れます。梅に氷が付いていたら布巾を巻いた指の腹でこそげ取ります。それでも取れなければ包丁でこそげ取ります。

写真ではどのぐらい入るのか計量していますが、瓶いっぱいに入れず瓶上部に少し空間が残るぐらい梅を入れれば良し。

凍った梅を入れた瓶に梅が浸るだけ酒を入れたら仕込みは完了です。
あとは日の当たらない場所で保管し、たまに梅をコロコロ動かして様子をみます。飲み頃はお好みで。

梅が思ったより数があったので、別の種類のウイスキーと芋焼酎でも漬けてみました。

使用したウイスキーは「‎合同酒精 香薫」、芋焼酎は「小正醸造 薩摩勲章」です。
いろんな味をちょっとずつ楽しみたい。

梅醤油の作り方

今回は、

キッコーマン ホームクッキング/梅醤油ののレシピ・つくり方

を参考に作りました。

材料

  • 冷凍青梅
  • 醤油
  • 空き瓶

醤油で漬ける場合は蓋は金属製ではなくガラス製が良いです(錆びるので)。
我が家にはちょうど良いサイズの蓋がガラス製の瓶がなかったので、今回は蓋に醤油が触れない程度に醤油を入れて作りました。ラップがあれば間に挟むと錆びにくくなります。

作り方

消毒した瓶に冷凍した梅を入れ、梅が浸るぐらい醤油を入れたら仕込み完了です。梅が解凍されたら冷蔵庫に移し2週間ほどで食べ頃、というか料理に使い頃。

1週間後の梅酒と梅醤油の様子

ブランデー梅酒(左)とウイスキー梅酒(右)はこんな感じ。

香りはまだそこまで漂っていません。

別のウイスキー梅酒(左)と芋焼酎梅酒(中央)と梅醤油(左)はこんな感じ。

ウイスキーは「‎合同酒精 香薫」の方が梅の良い香りが漂っています。今までの経験上、やはり果物を酒に漬けるときは安い酒(香薫はとても安い)が一番馴染みが良いような気がする。

芋焼酎は色が変わってきました。梅醤油は梅が縮んで醤油に良い香りが移っています。

 

あんなにブーブー怒ったのに、結局酒だ酒だと喜んでいる趣味が飲酒の主婦が仕込む梅酒と梅醤油でした。
梅酒が飲み頃になったときや梅醤油を料理に使ったら追記したいと思います。

追記

7月4日に解禁したブランデー梅酒をグラスに入れている様子

7月4日にブランデー梅酒を解禁!
香りは梅の甘い香りと微かにブランデーが香ります。味は酸味があり梅酢ドリンク?梅のフルーツ酢?ような味です。酸っぱいが好きなわたしにはめっちゃ好みの味に仕上がりました!甘く飲みたいときは蜂蜜をたらすとまた違う味で楽しめそうです。

7月6日に梅醤油を解禁!
塩っぱさの角がなくなり、まろやかな味に。梅の香りもフワッとします。

梅醤油を解禁したときに、イッテQ!で紹介されているのを見て買った「鶴醤」とスーパーで買った300円ぐらいの醤油と、そのスーパーで買った醤油で作った梅醤油を食べ比べしたところ、スーパーに並んでいるお手頃価格な醤油は塩っぱいだけというか、塩味だけが先にくる醤油なのだな思いました。
なので今回作った梅醤油は梅を入れたおかげでお手頃価格な醤油が格上げされた気がします。

「鶴醤」は塩味はあるけどまろやかで、あと濃い?と表現するのが正解かわからんが、とにかくスーパーで売っている醤油とは比べものにならない味でした。

7月12日にスコッチウイスキーで漬けたのを解禁!
ブランデー梅酒より青梅の爽やかな香りが飲んだあとにファッと通り過ぎます。ブランデーより好きかも。砂糖を入れてないので酸味強みですが、ブランデーと比べると酸味は薄め。

こんな記事もあります

かわさんどっとわーく:10月は食品ロス削減月間!見切り品食材の簡単保存方法!

かわさんどっとわーく:意外と簡単に作れる!我が家の手作り調味料レシピ。

おすすめ本

ワカコ酒 1巻

世界のおつまみレシピ

旅のつばくろ

どれも酒が飲みたくなる本です。

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