ゼロウェイストとミニマリストを両立しつつ健康に暮らしたい、買って良かったキッチン家電はヨーグルトメーカーな主婦です。
【発酵あんこ】にずっと興味がありましたが、小豆を煮るのがとにかくめんどくさいし光熱費もかかるし、などと言い訳しながら「やりたいことリスト」に長いこと居座っていました。
そんなとき近所に100円ショップCanDoがオープンしたので行ってみると、小豆の水煮が100円で売られているのを発見し、これで発酵あんこが作れるのでは?!と挑戦してみました。
小豆の水煮や乾燥粉末あん(さらしあん)で発酵あんこを作ってみた
ヨーグルトメーカーで作りました
発酵あんこは炊飯器で作るレシピが多いようですが、我が家にはヨーグルトメーカーがあるのでヨーグルトメーカーで作っていきます。
参考にしたレシピ
ポスト甘酒? 「発酵あんこ」をヨーグルトメーカーで作ってみた – 価格.comマガジン
上記サイトの発酵あんこの作り方を参考に作りました。
【甘さしっかり】発酵あんこ(水煮と同量の米麹使用)
材料
- 小豆の水煮/1袋(165g入り)
- 米麹/小豆の水煮と同量(165g)
- ぬるま湯/水煮と米麹とぬるま湯を混ぜてシャバシャバぐらい(今回は220ml使用)
使用した小豆の水煮
100円ショップCanDoで売られていた1袋162gの水煮が入った商品を使用しました。失敗するかもしれないと、まずはお手頃価格の水煮でお試しです。
原材料と栄養成分はこんな感じ。
作り方
- 消毒した瓶に小豆の水煮を入れる。
- 米麹を入れる。(写真でわかる適当な性格)
- 清潔なスプーンでかき混ぜながら、ぬるま湯を入れる。
- ヨーグルトメーカーにセットし、60℃8時間でスタート。
いざ実食!
できあがり直後はこんな感じ。
まずは甘くてびっくりしました。小豆より麹の味が勝っており、本来のあんことは違うあんこだなと思いました。普通のあんこだと思って食べるとあんこ欲が満たされない方もいるかもしれません。
個人的には甘すぎたので次は米麹少なめで挑戦。麹を少なめにすることによって、よりあんこに近づくかも?と考えたり。
【甘さ控えめ】発酵あんこ(米麹少なめ)
少し米麹を減らして作ってみます。
材料
- 小豆の水煮/1袋(165g入り)
- 米麹/100g
- ぬるま湯/水煮と米麹とぬるま湯を混ぜてシャバシャバぐらい(今回は200ml使用)
作り方
- 消毒した瓶に小豆の水煮を入れる。
- 米麹を入れる。
- 清潔なスプーンでかき混ぜながら、ぬるま湯を入れる。
- ヨーグルトメーカーにセットし、60℃8時間でスタート。
いざ実食!
麹の良い香りです。
甘さが控えめになって好みの味になりました!自分好みの小豆と米麹の割合を探していくのも楽しそう!
「麹を少なめにしたことによって、よりあんこに近づくかも?」などと考えていましたが、そういったことはありませんでした。麹の味はしっかり感じます。
【こしあん風】発酵あんこ(米麹少なめ)
ブレンダーで撹拌してから発酵してみました。口当たりが良くなり、こしあん風になります。
材料
- 小豆の水煮/165g
- 米麹/100g
- ぬるま湯/水煮と米麹とぬるま湯を混ぜてシャバシャバぐらい(今回は200ml使用)
作り方
- 消毒した瓶に小豆の水煮を入れる。
- 米麹を入れる。
- 清潔なスプーンでかき混ぜながら、ぬるま湯を入れる。
- ブレンダーで撹拌する。
- ヨーグルトメーカーにセットし、60℃8時間でスタート。
いざ実食!
なめらかで良い感じです。
小豆と米麹を細かくしたせいか、馴染みが良くて何となく小豆の香りや味が少し濃く感じるような気がしました。しかし個人的には粒あん派なので、手間も洗い物も増えるこしあん風はこれが最後になりそうです。
【ちょっと良い小豆の水煮】発酵あんこ(水煮と同量の米麹使用)
発酵あんこ作りに慣れてきたので、ちょっとだけ値段を上げた小豆の水煮を買ってみました。
材料
- 小豆の水煮/1袋(200g入り)
- 米麹/200g
- ぬるま湯/水煮と米麹とぬるま湯を混ぜてシャバシャバぐらい
使用した小豆の水煮
今回はフジッコの水煮を使ってみました。
前に使っていた100円ショップCanDoの小豆の水煮は豆がカチカチで、味も豆の性能なのか薄いように感じたので少し値段を上げてみました。
値段を上げたといってもフジッコの水煮も200円ぐらいですが。豆はとても柔らかく、水分も多めの水煮です。
原材料と栄養成分はこんな感じ。
作り方
- 消毒した瓶に小豆の水煮を入れる。
- 米麹を入れる。
- 清潔なスプーンでかき混ぜながら、ぬるま湯を入れる。
- ヨーグルトメーカーにセットし、60℃8時間でスタート。
いざ実食!
前に使った100円ショップCanDoの水分少なめのカチカチ小豆の水煮と比べると、水分多めのフジッコの水煮だとできあがりの質感が違いました。小豆が崩れるような柔らかさです。
正直、味の違いはよくわかりませんでした。ちょっと良い(ちょっと高い)ぐらいだとそんなに変わらないのかも。
次は近所のオーガニック食品専門店の小豆の水煮で作ってみたいと思います。
【乾燥粉末あん(さらしあん)】発酵あんこ
発酵あんこを作る前は乾燥粉末あん(さらしあん)にハチミツやメープルシロップ、甘酒などを混ぜてあんこを作っていました。もしかしてさらしあんでも発酵あんこ作れるのでは?と試しに作ってみました。
材料
- さらしあん(乾燥粉末あん)/50g
- 米麹/50g
- ぬるま湯/水煮と米麹とぬるま湯を混ぜてシャバシャバぐらい(今回は170ml使用)
使用した乾燥粉末あん
今回はイオンで買った乾燥粉末あんを使ってみました。
甘さを自由に調節できて簡単に食べられるこの乾燥粉末あん(さらしあん)は便利で、普段からあんこが食べたいときに重宝していました。
原材料はこんな感じ。
作り方
- 消毒した瓶に乾燥粉末あん(さらしあん)を入れる。
- 米麹を入れる。
- かき混ぜながら、シャバシャバになるぐらいまでぬるま湯を入れる。
- ヨーグルトメーカーにセットし、60℃で8時間でスタート。
いざ実食!
米麹がふっくらしてなくて、水が少なかったかもしれないと不安になりながら写真を撮りました。
米麹はふっくらはしてないけど柔らかくはなってました。水分が足りなかったかもしれません。
甘さはかなり控えめ。お茶菓子としてそのまま食べるのにちょうど良いです。餅とかに合わせるともの足りないかも。
食感は小豆の水煮をブレンダーで撹拌して作ったこしあん風より、もっとこしあんっぽくなりました。こしあん派の方はさらしあんで作る発酵あんこがおすすめです。
発酵あんこの食べ方
そのまま食べるのもおいしいですが、味変したくなるのがあんこです。
抹茶、シナモン、すりごま、きな粉、カルダモンをかけたり。
ど定番で焼き餅と一緒に。
手作り豆乳ヨーグルトにかけたり。
甘酒と無調整豆乳で作った豆乳ヨーグルトに発酵あんこをのせた麹まみれなデザート。砂糖使ってないのにこの甘さと満足感はすごい。
前日に仕込んだオーバーナイトオーツにかけるのもおいしい。
オーバーナイトオーツはオートミール30gと無調整豆乳60mlだけでも良いですが、黒すりごま、きな粉、抹茶などを一緒に混ぜておくと毎日食べても飽きずに楽しめます。
朝ならこれと緑茶を飲んだらお腹いっぱいです。
米粉パンにカロリーハーフのマーガリンをぬり、発酵あんこをのせて低カロリーあんバター風もおいしい。
オートミールと無調整豆乳とアルミニウムフリーのベーキングパウダーを混ぜ、レンチンで作ったオートミールパン。そこにカロリーハーフのマーガリンに発酵あんこで、米粉パンあんバター風よりさらに低カロリーになっているはず。
食物繊維たっぷり摂取できて良き!一緒に緑茶を飲んでビタミンCも摂取!
小豆の水煮や乾燥粉末あん(さらしあん)を使えば簡単に作れる発酵あんこ!
「めんどくさがりだけど発酵あんこが食べたい!」を叶えてくれた小豆の水煮と乾燥粉末あん(さらしあん)でした。
豆の水煮はいろいろあるので他の豆でも作ってみたいです。
こんな記事もあります
かわさんどっとわーく:減塩醤油麹を作ってみた!【アイリスオーヤマ/ヨーグルトメーカー使用】
かわさんどっとわーく:減塩塩麹を作ってみた!【アイリスオーヤマ/ヨーグルトメーカー使用】
買って良かった商品紹介
最初に紹介した小豆の水煮です。ちょっと固め。100円ショップCanDoで買った方が安いです。
普通においしい小豆の水煮です。柔らかめ。
近所のオーガニック食品の店で売っていておいしい水煮でした!黒豆もあったので黒豆の水煮でも発酵あんこ挑戦したい!
読んで良かった本紹介
寺田本家発酵カフェシリーズのレシピはおいしいです。図書館で何度も借りているレシピ本です。そろそろ買っても良いのではぐらい借りてる。